【衝撃】分散ガチ勢、“新興国多めポート”で爆益してて草ww
「先進国だけで良くね?」──その常識、人口動態・製造回帰・資源サイクルの三連コンボで揺らいでます。インド/東南アジア/メキシコ/中東などの新興ブロックは、需要(若年人口)×供給(サプライチェーン移管)×資源(コモディティ)が同時追い風。円安環境ではドル/現地通貨の二重のドライブも効き、“新興国多め”構成がリスクに見合う超過リターンを狙える局面です。
1. なぜ“今” 新興国を厚めに?(マクロ3因子)
① 人口・都市化:需要の母数が違う
20〜40代が分厚い国では、消費・住宅・金融アクセスが同時に伸びやすい。信用普及×デジタル化が乗ると、内需の伸びが指数に直結。
② サプライチェーン再編:China+1から“Many+1”へ
米国向けのニアショア(例:メキシコ)、インド・ASEANへの生産移転、湾岸の産業多角化など、設備投資→雇用→所得の循環が数年単位で継続しやすい。
③ コモディティ・エネルギー:資源国の収益レバレッジ
資源価格のサイクル上昇局面では、一次産品輸出国の税収・投資が拡大。為替も資源連動で追い風になりやすい。
2. バリュエーション&構造の妙
- 成長率に対する割安感:先進国メガテックに比べ、利益成長の割にPERが抑制されやすい。
- セクター分散:金融・消費・産業・インフラが主役。1業種依存リスクが低い。
- 為替のダブル効果:円安時はドル/現地通貨の上昇が円ベースのリターンを押し上げる。
3. “新興国多め”のリスクと向き合う
もちろん良いことばかりではありません。政策変更・ガバナンス・資本流出・通貨急変の振れは先進国より大きい。だからこそ、ルール化が命です。
- 一国集中は避け、地域分散(アジア/ラテン/中東・アフリカ)を基本に。
- 通貨下落に備え、積立×分割買いで時間分散。
- 四半期ごとにボラ・最大DD(最大ドローダウン)を記録し、許容超過で比率縮小。
4. 配分モデル(例)と“勝ち筋”
下は方針づくりのたたき台。銘柄固有の推奨ではなく、比率思考の例です。
モデルA:標準強気(新興25〜30%)
- 先進国 60〜65%(米国比率やや高め、欧州/日本を控えめに調整)
- 新興国 25〜30%(インド・ASEAN・メキシコ・資源国のバスケット)
- リアルアセット 5〜10%(エネルギー/資源/インフラ系)
モデルB:攻め(新興35〜40%)
- 先進国 50〜55%
- 新興国 35〜40%(内需×製造移管×資源の三本柱を厚めに)
- 現金クッション 5〜10%(急落買い増し用)
勝ち筋の共通項
- 四半期リバランス:上下2〜3%の乖離で自動売買のように戻す
- 決算・選挙のイベント前後は段階分割(1/3ずつ)
- 為替想定レンジを置き、円高局面の“積み増し指値”を事前セット
5. 買い方テンプレ(今日から使える)
- 毎月(または隔週)の定額積立を先進国・新興国の両方に設定
- 新興国は価格ボラが高いので、押し目用に別口の積立日を分ける(例:月初=通常、月中=押し目)
- 上限・下限バンド(例:新興国25〜35%)を定め、外れたら自動で戻す
- 年1回、通貨別エクスポージャ(USD/EUR/CNY/INR/MXN等)を棚卸し
6. よくある失敗と対策
- 一国全ツッパ → 地域分散で“国ニュース”の影響を薄める
- 上昇後に比率をさらに増やす → リバランスで“売り”も自動化
- 通貨急落で狼狽 → 事前に“最大許容DD%”を決め、到達で機械的に縮小
7. まとめ:分散は“守り”から“攻め”へ
新興国を単なる“スパイス”ではなく、ポートフォリオの主役級として位置付けると、成長の取りこぼしが減ります。鍵は、比率ルール×時間分散×イベント分割。この3点を自動運転化できれば、ボラを味方に長期で“爆益”の再現性を高められます。



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