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「変動金利なら返済額が安いから、浮いたお金をNISAに回せる」

住宅価格と固定金利が上昇するなか、変動金利を選ぶべきか、それとも固定金利で将来の返済額を確定させるべきか、議論が白熱しています。

今回注目されたのは、6000万円を35年ローン・変動金利1%で借り、10年後に金利が5.6%まで上昇した場合を想定したシミュレーションです。この条件では、最初から固定金利3.46%で借りた場合と総返済額が同程度になるとの試算が示されました。

変動金利で本当に怖いのは、単に金利が上がることではありません。住宅ローン残高が大きい早い段階で利上げが起きると、利息の負担が膨らみ、元金が思うように減らなくなる可能性があります。

「変動金利+浮いた資金を投資」が正解なのか、それとも固定金利で安心を買うべきなのか。住宅ローン利用者や投資家から寄せられた反応を見ていきましょう。

住宅ローンの変動金利をめぐる投資家の反応

固定金利が上昇するなか、変動金利を選んで浮いた資金をNISAなどで運用する考え方に注目が集まっています。

市場解説:変動金利は「いつ上がるか」が重要

住宅ローンでは、一般的に固定金利より変動金利のほうが借り入れ当初の金利を低く抑えられます。そのため、毎月の返済額を減らし、浮いた資金をNISAなどの資産運用へ回す考え方もあります。

しかし、変動金利のリスクは、将来の金利や総返済額が確定していないことです。特に住宅ローン残高が大きい返済初期に金利が上昇すると、利息負担が増え、元金の減るスピードが遅くなる可能性があります。

今回の想定:6000万円を35年・変動金利1%で借り、10年間返済した後に金利が5.6%へ上昇すると、投稿の試算では当初から固定金利3.46%で借りた場合と総返済額が同程度になるとされています。

ただし、実際の返済額は、元利均等・元金均等などの返済方式、金利が上昇する時期、優遇金利、手数料、繰り上げ返済の有無によって変わります。変動金利の「5年ルール」や「125%ルール」も、すべての金融機関や住宅ローン商品に適用されるわけではありません。

投資家反応:変動金利+NISAを支持する声も

投資家からは、固定金利が高い状況では、低い変動金利を選び、毎月の返済で浮いた資金をNISAへ回したほうが合理的だという意見が出ています。投資で住宅ローン金利を上回るリターンを得られれば、資産形成を進めながら返済できるという考え方です。

一方で、金利上昇時に返済額がすぐ変わらなくても、利息部分が増えて元金が減りにくくなる点を警戒する声もあります。さらに、今回の試算がどの返済方式を前提にしているのかを疑問視する反応も見られました。

強気派:変動金利で返済額を抑え、浮いた資金を投資したほうが有利

慎重派:金利上昇で元金が減らなくなるリスクを無視できない

冷静派:返済方式や適用ルールを確認しなければ単純比較はできない

結局のところ、「変動か固定か」だけでなく、金利上昇に耐えられる収入と余裕資金があるかどうかが重要になりそうです。

管理人コメント:投資の利益を前提に借り過ぎるのは危険

変動金利を選んで浮いた資金をNISAへ回す戦略には、確かに合理性があります。ただし、住宅ローンの利息は確実に発生する一方、株式投資の利益は保証されていません。

金利が上昇したタイミングで株価が下落し、さらに収入まで減ってしまえば、住宅ローンと投資の両方で苦しくなる可能性があります。特に6000万円のような高額ローンでは、わずかな金利差でも長期間では大きな負担になります。

管理人の考え:変動金利を選ぶなら、「投資で増えるから大丈夫」ではなく、金利が大きく上昇しても給与収入だけで返済を続けられるかを基準に判断すべきです。

浮いたお金をすべて投資するのではなく、生活防衛資金や繰り上げ返済用の現金も確保しておくことが、金利上昇への現実的な備えになるでしょう。

結論:金利の低さより「上がっても返せるか」で選ぶ

変動金利は当初の返済額を抑えやすく、浮いた資金を投資や貯蓄へ回せるのが魅力です。一方、将来の金利上昇によって利息負担が増え、総返済額が固定金利を上回る可能性もあります。

固定金利は借り入れ時点の負担が大きくなりやすいものの、完済までの返済計画を立てやすいという安心感があります。どちらが正解かは、収入、借入額、返済期間、保有資産、金利上昇への耐性によって異なります。

住宅ローンは「今払える金額」ではなく、
「金利が上がっても最後まで返せる金額」で組むことが重要です。