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世界一やさしい 不動産投資の教科書 1年生
浅井 佐知子
ソーテック社
2015-11-26

【詰みコース】固定金利で安心とか言われて35年ローン組んだ結果、利息だけで中古マンション買える額になってた件w

【詰みコース】固定金利で安心とか言われて35年ローン組んだ結果、利息だけで中古マンション買える額になってた件w

「固定金利なら安心ですよ~」「月々この金額なら、家賃とそんなに変わりませんよ」――営業トークを信じて35年ローンを組んだ情弱ワイ、返済予定表を冷静に眺めたら、利息だけで“中古マンション1戸クラス”の金額になっていて無事白目w

この記事では、35年固定金利ローンの「どこがエグいのか」を、具体的なシミュレーション専門用語をかみ砕いた解説で整理していきます。
「もう組んじゃった…」という人向けに、今からでもダメージを減らす打ち手もまとめました。

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そもそも35年住宅ローン、「何がそんなにヤバいの?」

元利均等返済の仕組み

多くの住宅ローンが採用しているのが元利均等返済
・毎月の返済額(元金+利息)はずっと同じ
・ただし返済序盤はほぼ利息メインで、元金はほとんど減らない
という仕様になっています。

たとえば、こんな感じのケースをざっくりシミュすると…

  • 借入額:4,000万円
  • 返済期間:35年(420回)
  • 固定金利:年1.5~2.0%
ざっくり総支払額のイメージ
・金利1.5%なら、利息総額は約1,100万円前後
・金利2.0%なら、利息総額は約1,500万円超え
「利息だけで地方の中古マンション1戸」クラスの金額を、35年かけて払い続けるイメージ

※上記はイメージしやすいようにした概算です。実際の金額は、金融機関の試算シミュレーションで必ず確認してください。

期間を伸ばすと「利息爆増」する仕組み

同じ金利でも、返済期間が長くなるとトータルの利息は一気に増えます。
25年返済と35年返済のざっくり比較をすると…

  • 25年返済:毎月の返済は重めだが、利息総額は相対的に少なめ
  • 35年返済:毎月の返済は軽く見えるが、利息総額はドカンと増える

営業トークでは「月々◯万円でOKです!」とキャッシュフロー(毎月支出)だけ見せられがちですが、
冷静に総支払額を見ると「ほぼ家2軒分」みたいな世界になりかねないわけです。

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固定金利「安心」の裏で、実は高い“保険料”を払っている件

固定金利=将来の金利上昇リスクを買い取るイメージ

固定金利が変動金利より高めに設定されているのは、
「将来の金利上昇リスクを銀行から買い取っている」イメージに近いです。

  • 将来、金利が上がっても返済額が変わらない安心感
  • その代わりに、今から最後までずっと「保険料のような上乗せ金利」を払い続ける

金利差が0.5%~1.0%でも、35年という超ロングスパンだと利息総額の差は数百万円~1,000万円級になります。
「安心」の値札としては、かなりお高め…というのが現実です。

固定でも“トータル家計”が詰むパターン

固定金利だからといって「35年ずっと安心」とは限りません。よくある詰みパターンはこんな感じ。

  • 物件価格ギリギリまで借りて、ほぼフルローン
  • 固定資産税・修繕費・保険料の想定が甘い
  • 教育費ピークと住宅ローン返済ピークがガッツリ重なる
  • ボーナス払い前提で組んでいて、後からボーナス減少

この状態で「利息だけで1,000万円オーバー」を確定させてしまうと、
老後資金・教育資金とのトレードオフがかなりキツくなります。

「利息だけで中古マンション1戸分」を少しでも圧縮する4つの打ち手

① 繰上げ返済は「期間短縮」一択で検討

余裕資金が出てきたら、期間短縮型の繰上げ返済を優先するのがセオリーです。

  • 毎月返済額はあまり変えずに、完済時期を前倒しする
  • 返済期間が縮むほど、利息総額をガツンと減らせる
  • 特に返済序盤の繰上げ返済ほど効果が大きい

ボーナスの一部や、インデックス投資の利益の一部を繰上げ返済に回す、など
「投資とローン返済のバランス戦略」を考えるのもアリです。

② 返済額増額サービスでじわじわ元金を削る

銀行によっては、毎月返済額を増額できるサービスがあります。

  • いきなり大きな繰上げ返済ができなくても
  • 月々1~2万円プラスするだけで、完済までの総利息はかなり減る

「今の生活レベルを少しだけ下げて、その分を将来の利息カットに回す」イメージです。

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③ 保険・サブスクなど「固定費」を整理して返済余力を作る

住宅ローンは完全に固定費なので、
その他の固定費をどこまで削れるかが勝負です。

  • 過剰な生命保険・医療保険の見直し(団信とダブっていないか)
  • 使っていないサブスク・習い事・なんとなく続けている支出の整理
  • 通信費・電気代のプラン見直し

月1~2万円でも浮かせられれば、そのまま繰上げ・増額返済の原資になります。

④ 状況によっては借り換えも選択肢(ただし慎重に)

金利環境や家計状況によっては、借り換えで金利を下げるという手もあります。

  • 金利差が0.5%以上ある
  • 残債や残り期間がまだ長い
  • 諸費用を含めてもトータルでメリットが出る

こういった条件がそろうなら検討の余地ありですが、
「とりあえず変動に乗り換えればOK!」みたいな一発勝負は、逆にリスクを増やす可能性もあります。
必ず複数のシミュレーションを比較し、FPなど専門家の意見も参考にしましょう。

本当はローンを組む前に考えたかった3つのポイント

① 物件価格は「年収の何倍」までに抑えるか

一般的な目安として、住宅ローンは世帯年収の5~7倍程度までといわれます。
それを大きく超える「背伸びローン」は、35年間のライフイベントを考えるとほぼ罰ゲームです。

② 家賃 vs 住宅ローン、「総支払額」で比べる

「今の家賃と同じくらいでマイホームが持てますよ」というトークは定番ですが、
・ローン総額+維持費
・賃貸の総家賃+将来の自由度

まで含めて、トータルコストとリスクで比較する必要があります。

③ 老後資金・教育資金とのバランス

住宅ローンに資金を全振りしてしまうと、
・教育費ピーク(高校~大学)
・老後資金の積立
に回す余力がなくなりがちです。

「マイホームを買ったけど、老後資金がスカスカでした」だと本末転倒なので、
ローン+長期投資のポートフォリオで全体最適を取る視点が重要です。

まとめ:35年ローンは“悪”ではない、けど「総額を理解せずに組む」のは情弱ムーブ

  • 35年固定ローンは、月々の返済はラクに見えるが利息総額がエグい
  • 固定金利の「安心」の裏側では、将来の金利上昇リスクを高い保険料で買っている
  • すでに組んでしまっていても、繰上げ返済・返済額増額・固定費削減・借り換えでダメージ軽減は可能
  • これから検討する人は、物件価格の上限・総支払額・教育&老後資金とのバランスを冷静に数字で見るべし

ワイも最初は「固定やし安心やろw」とか軽く考えてましたが、
返済予定表をガチで読み込んだ瞬間、「利息だけで中古マンション買えるやん…」と震えました。
同じ轍を踏まないためにも、「総支払額ベースで考える癖」を一緒につけていきましょう。

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note(詳しい解説やシミュ記事はこちら):
https://note.com/brisk_plover6530

住宅ローンと資産形成をどう両立するか、
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浅井 佐知子
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2015-11-26