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JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則
ニック・マジューリ
ダイヤモンド社
2023-06-28

【朗報】新NISA×米国株積立、“放置するだけ”で老後資産が爆伸びww

毎月コツコツの米国株積立新NISAで非課税運用すると、税コストを最小化しながら複利が最大化。制度の上限内で“ほぼ放置”でも戦える王道ルートを、数字と手順でサクッと解説します。

  • 非課税が最強の味方:配当・売却益が非課税=複利の邪魔が消える
  • 上限を理解して最大活用:年間上限360万円(つみたて枠120万+成長投資枠240万)/生涯上限1,800万円(うち成長投資枠1,200万)
  • 王道は「積立×低コスト×長期」:S&P500・全米・全世界などの広範ETF/投信が主役

📊20年“放置積立”のざっくり試算(例:毎月3万円)

想定年率20年後の概算コメント
年率3%約987万円低リスク寄りの現実ライン
年率5%約1,238万円歴史的平均域に近い
年率7%約1,572万円強めの成長を仮定

※複利・毎月積立・税引きゼロ(新NISA内)での概算。
※さらに毎月5万円×年率5%なら約2,064万円の目安。

🧠なぜ“新NISA×米国株積立”は強いのか?

  1. 税ゼロで複利フルドライブ:課税口座だと分配・売却で20.315%の課税が発生。新NISAなら非課税=コスト差が長期で効く。
  2. 米国市場の厚み:大型優良株・世界的企業が多く、インデックスの分散が効きやすい。
  3. 積立の時間分散:価格変動に左右されにくい「平均取得単価の安定化」。

🛠️やることは超シンプル(放置でOK)

  • ① 証券口座で新NISAのつみたて設定(毎月/毎日)
  • 低コスト&広範分散の指数連動型(S&P500/全米/全世界)をメインに
  • 上限まで“自動積立”:年間360万円の範囲でキャッシュフローに合わせて配分
  • リバランスは年1回の点検(偏りが大きければ買い増しで調整)

📦商品選びの目安

タイプ代表例向いている人
S&P500連動米大型中心で王道米国一本でシンプルに積みたい
全米株式大型~中小まで広くより広く米国を取りたい
全世界株式先進+新興まで分散国分散も重視したい

※インデックスは信託報酬の低さ純資産規模乖離の少なさで比較。

⚠️“放置”でやらかしがちな落とし穴

  • 枠を余らせる:年末に慌てないよう月次で自動化。ボーナス時に成長枠へ追加も◎
  • 高コスト商品:手数料は長期のパフォーマンス差に直結。迷ったら安い方。
  • 短期売買の連発:新NISAは基本“長期”。頻繁な入れ替えは非効率になりがち。

📝よくある質問

Q. つみたて枠と成長投資枠はどう使い分ける?

A. 定期積立はつみたて枠、余剰資金やETF等のスポット買いは成長投資枠、がシンプル。

Q. 米国株の下落が怖い…

A. 積立は時間分散が効きます。暴落時は口数を多く買える“味方”になることも。無理のない金額設定が前提。

Q. インデックスはどれを選ぶ?

A. 迷ったら低コスト×広範分散。S&P500/全米/全世界のいずれかでOK。

✅今日のアクション

  1. 証券口座で新NISAの自動積立をオン
  2. 商品は低コスト指数連動を1~2本に絞る
  3. 年1点検(リバランス・枠の余り確認)

※本記事は一般的な情報提供であり、特定商品の推奨や投資助言ではありません。投資判断はご自身で。

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日経BP
2022-01-01