■ 【実録】トルコリラでロスカットされたワイの末路

2025年、ワイは新NISAでS&P500を積み立てつつ、調子に乗ってトルコリラFXにも手を出した。
「スワップうまwww」とか言いながらロングしてたら、気づけば為替は地獄絵図……。

■ 為替チャート:ロスカット一直線

以下がその時のトルコリラ円の推移グラフ。
これ見たら誰でも泣く。

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■ 5ch風コメント集(30連発)

  • ・ロスカットされた時って本当に音するんだなwww
  • ・トルコリラはスワポ生活の罠だってあれほど……
  • ・「積立+FX」って真逆すぎて草
  • ・リラ民、2025年も無事死亡
  • ・証拠金ギリギリまで攻めたらこうなるw
  • ・新NISAの意味、ゼロwww
  • ・スワップで数千円、為替で数十万消えるの草
  • ・もはやトルコリラは試される通貨
  • ・口座見たらゼロ。夢もゼロ。
  • ・これ見てるやつ、マジでFXはやめとけ

■ まとめ:NISAとFXは別物!

新NISAは「長期・分散・積立」向け。
一方、トルコリラFXはギャンブル性が高く、資産形成とは逆方向。

ワイのようになりたくなければ、短期欲求でNISA資金を溶かすな。

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■ なぜワイはロスカットされたのか?

理由はハッキリしてる。

  • ・スワップ狙いでロングし続けた
  • ・レバレッジを5倍にしてしまった
  • ・トルコ中銀の利下げをナメてた
  • ・「戻るやろ」でナンピン

これ、全部やったらアカンやつ。
トルコリラってマジで“期待を裏切らないくらい下がる”通貨なのに、欲に負けたんや……。

■ FXは“メンタルの破壊装置”

ロスカットを経験して一番ダメージ大きかったのは、金じゃない。

「自分は投資でやっていける」という自信が完全に砕けた。

ポジション取った瞬間から寝れなくなるし、為替チャートを何十回も確認して「損切りか?まだいけるか?」を一晩中繰り返してた。

これ、健全じゃない。

■ NISAの積立まで崩す“沼”だった

ヤバいのがここから。

FX口座に入金する金がなくなって、新NISAの投資信託を売却してまで追加入金しようとした。

もうNISAの意味……ないよね。

幸い、自分で正気に戻れたけど、このままだと完全に「積立投資の否定者」になってた。

■ 学んだこと:欲望と戦え

・高金利=高リスク

・レバレッジ=地雷原

・“戻る”なんて保証はない

この3つが今回の教訓。

今は反省して、新NISA一本に戻した。VTI、S&P500、オルカンあたりを積立してる。

地味だけど、安定って尊い。

■ 結論:FXは副業じゃない、命削る戦場や

「片手間でスワポ生活♪」とか思ってた自分をぶん殴りたい。

本気でやるなら本気の知識と管理が必要。それがないなら、手を出さない方がいい。

NISAとFXは両立不可。
これはワイのロスカット体験からの、マジの教訓や。

■ 初心者向け|NISAとFXはまったく別モノです

「新NISAで投資信託を積み立ててるけど、FXもやってみようかな…」
そんなふうに思っているあなたにこそ、この記事を読んでほしい。

なぜなら新NISAとFXは、同じ“投資”でも性質が真逆だからです。

■ 比較図:新NISA vs FX(トルコリラ)の違い

まずは初心者にもわかりやすい図解で、両者の違いを整理してみましょう。

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項目新NISA(投資信託)FX(トルコリラ)
リスク★★☆☆☆★★★★★
リターン期待値★★★☆☆★★★★☆
元本保証★★★★★☆☆☆☆☆
レバレッジ★☆☆☆☆★★★★★
運用期間★★★★★★★☆☆☆
税制優遇★★★★★☆☆☆☆☆

■ 新NISAとは?

新NISA=非課税で長期的に資産形成する制度です。

  • ✔ 分散投資を前提とした仕組み
  • ✔ 利益が出ても非課税
  • ✔ 長期保有・積立向き

積立NISA・成長投資枠を活用すれば、投資信託やETFで着実に資産を増やすことができます。
特に初心者には一番安全なスタートラインです。

■ FXとは?

FX=為替の変動を利用して利益を狙う投資です。

  • ✔ レバレッジで少額から大きな取引が可能
  • ✔ 利息収入(スワップ)狙いの長期保有も可
  • ✔ でも為替変動のリスクが超高い

特にトルコリラなどの新興国通貨は、金利は高くても通貨価値が急落しやすいという危険性があります。

短期的には儲かることもありますが、初心者が参入するにはあまりにリスクが大きすぎるのが現実です。

■ 両者を併用するとどうなる?

新NISAでコツコツ積立しても、FXで一発ロスカットされたら全てが台無しです。

積立投資は長期戦。
FXは短期・瞬発勝負。

この2つを併用すると戦略もメンタルもぶれてしまい、結果的に資産形成に失敗しやすくなります。

■ 結論:初心者は“NISAだけ”でOK

新NISAでの積立投資は、時間が味方してくれる投資です。

一方、FXは「知識・経験・リスク管理」がないと資産を一瞬で吹き飛ばす可能性があります。

投資初心者の方は、まずは新NISAで基礎体力をつけることに集中しましょう。

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■ “うまくやればFXのほうが儲かる”は本当か?

確かに、FXのほうが短期間で資産を大きく増やせる可能性はあります。

しかしそれは「うまくやれば」の話。

実際には9割の個人トレーダーが数ヶ月〜1年以内に退場しているというデータもあります。

レバレッジをかけることで、値動きのブレ=メンタルのブレにつながり、冷静な判断ができなくなるのが最大の罠。

■ 「コツコツ積立」と「一発勝負」は相容れない

新NISAの基本はコツコツ積立×長期保有です。

一方、FXのような高リスク運用は、瞬間的な判断×高リターン狙いが基本。

この2つの運用方針を同時にやろうとすると、こうなります:

  • ・NISAで積立してるのに、含み損のFX口座が気になって売却してしまう
  • ・FXで損失が出たので、NISAの資金を切り崩して追加入金してしまう

結果、どちらも中途半端になってしまうという負のループ。

■ じゃあ、どうすればいいの?

結論はシンプルです。

  • ✔ 初心者はまず、新NISAに集中
  • ✔ 投資信託やETFで分散投資+非課税枠を活用
  • ✔ 積立額は「余剰資金」の範囲にとどめる

FXに興味がある人は、まずは少額でデモトレードから始めて、メンタル管理・損切りルールが身についてから少しずつ実弾に移るのが鉄則です。

■ 投資のスタイルを混ぜると失敗する

成功している投資家ほど、1つのスタイルに徹底しています。

  • ・長期投資派は“損切り”なんて気にしない
  • ・短期トレーダーは“積立”なんてしない

「NISA×FX」や「積立×レバレッジ」は、一見お得そうに見えるが実際には不安定なハイブリッド戦略

初心者ほど、“分かりやすく・ブレない投資”をするべきです。

■ 最後に:NISAを台無しにしないために

NISAは日本政府が与えてくれた“非課税投資チャンス”です。

それを自ら壊してしまうようなリスク投資を、同時に走らせては意味がありません。

「せっかく積立してるのにFXで全部吹き飛んだ」
そんな人を何人も見てきました。

焦らず、地味に、時間を味方に。
これが資産形成における本当の近道です。

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■ 【実例比較】NISAとFX、成功者と失敗者の“決定的な違い”

筆者はこれまで、両方で成果を出している人と、FXで退場した人を多く見てきました。

その中で感じたのが、成功者と失敗者の決定的な違いは「自己ルールの有無」です。

タイプ成功者失敗者
資金管理別口座・固定額のみ感情で追加入金
時間軸長期と短期を完全に分離どっちつかず
損切りルール通りに実行「いつか戻る」で放置
メンタル損を前提に行動欲と恐怖に支配される

この表を見て「自分、右側かも…」と思ったら、まずはNISA一本に絞るのが安全策です。

■ 【診断】FXに向いている人とは?

とはいえ「絶対にFXをやるな」と言うつもりはありません。

以下の条件に当てはまる人は、慎重に運用すればFXも一つの手段になり得ます。

  • ✔ 損切りルールを守れる(例:5%下落で即カット)
  • ✔ 小ロットからスタートできるメンタル
  • ✔ 損失が出ても生活に影響しない資金でやっている
  • ✔ 相場を毎日観察する習慣がある

逆に、「早く増やしたい」「スワップで月5万稼ぎたい」といった欲望が先行している場合は、高確率で失敗します。

■ 【賢い住み分け】NISA×FXの“併用戦略”があるとしたら?

どうしても両方を使いたいなら、以下のような住み分けルールを明確にしましょう。

新NISAFX(トルコリラなど)
月3万円の積立(インデックス投資)月1万円以下の少額運用
非課税枠の最大活用税金を考慮して収支管理
10年保有を前提週〜月単位の短期取引
暴落も受け入れてホールド必ずストップロスを設定

要するに、NISA=守りの資産、FX=攻めの資産として役割を明確にすることがポイントです。

■ 【まとめ】“安定資産”があってこそ“攻め”が活きる

どんな投資スタイルでも共通するのは、「安定を土台にしてリスクを取る」という原則。

資産の大半を新NISAで守り、余剰資金の一部だけでFXを試す。
これが初心者にとって、最も安全で持続可能な投資戦略です。

「NISAでコツコツ積立 → FXでガチ退場」
そんな人にならないよう、資産運用は“分けて考える”のが鉄則です。