
【ガチ比較】信託報酬0.05%vs1.0%、30年後の“積立額の差”がエグすぎた件
「信託報酬なんて数%も違わないし、大したことないっしょw」
そう思ってるそこのあなた、30年間コツコツ積立した結果を見てから同じこと言えますか?
この記事では、信託報酬0.05%と1.0%のファンドに毎月3万円ずつ積み立てた場合、30年後にどれだけ差がつくのかをガチ検証します。
■ 比較条件:積立額&想定リターン
- 積立額:月3万円
- 投資期間:30年
- 想定リターン:年5.0%(信託報酬控除前)
- 信託報酬:0.05% vs 1.0%
この条件で、最終的に手元に残る金額を比較してみます。
■ シミュレーション結果:驚愕の差額がこちら
✅ 信託報酬0.05%ファンド → 約2,494万円
✅ 信託報酬1.0%ファンド → 約2,032万円
差額:462万円(約18%の差)
なんと、たった1%の信託報酬差で約460万円以上の損失に…!
■ なぜこんなに差がつくのか?
答えはシンプル。「複利の敵はコスト」だからです。
信託報酬は毎年自動的に引かれる固定コスト。高い手数料を払い続けると、運用益がどんどん削られていきます。
逆に、信託報酬が0.05%などの超低コストファンドなら、長期で見ると数百万円単位の差になるのは当然とも言えます。
■ 信託報酬が安いおすすめファンド
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)|信託報酬:0.09372%
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド|信託報酬:0.0938%
- 楽天・S&P500インデックス・ファンド|信託報酬:0.09372%
どれも新NISA(成長投資枠)対応。迷ったらeMAXIS SlimでOKです。
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■ 📘もっと深掘りしたい人へ
信託報酬の“落とし穴”と“避けるべき投資信託”の見分け方は、以下のnoteで解説しています👇
🔽 【有料note】信託報酬の闇と賢い投資家が避ける商品リスト(2025年版)
■ まとめ
- 信託報酬の差は“数%”ではなく“数百万円”になる
- 0.05% vs 1.0%では30年で約462万円の差
- 迷ったらeMAXIS SlimでOK、できるだけ信託報酬は0.1%以下を狙おう
「手数料は“目に見えない敵”」
気づいた時には、もう手遅れかも…。

▲ 信託報酬0.05%と1.0%のファンドを比較した資産成長シミュレーション(30年間・年利5%想定)
■ 信託報酬の差で“30年後に460万円”の差が発生!
上記グラフは、信託報酬が「0.05%の超低コストファンド」と「1.0%の高コストファンド」に、毎月3万円ずつ30年間積立投資した場合の資産成長を比較したものです。
どちらも年利5%(信託報酬控除前)で運用したと仮定していますが、信託報酬を差し引くと、30年後に約462万円もの差が生まれました。
この差はすべて“運用コストの差”によって生じたものであり、いかに手数料が資産形成の足を引っ張るかが分かる結果です。
信託報酬は「毎年自動で引かれる固定費」のようなもの。
だからこそ、投資のスタート時点で「低コストファンドを選ぶこと」が将来の差を生み出すと言えるでしょう。
■ 年0.95%の“見えない税金”を払い続けるリスク
信託報酬1.0%のファンドを選ぶということは、毎年運用益から0.95%分の“手数料税”を払い続けるようなものです。
最初のうちは金額が小さいので気づきにくいですが、運用額が増えれば増えるほど手数料の金額も比例して跳ね上がります。
例えば、30年後に2,000万円の資産を持っていたとしても、年間20万円の手数料を“黙って払っている状態”です。
この構造に気づかずに投資を続けるのは、まさに「カモられている」と言っても過言ではありません。
■ “複利”は味方にも敵にもなる
投資の世界では、「複利」は“最強の味方”とよく言われます。
しかし、その複利の力を一番邪魔するのが、毎年差し引かれる信託報酬です。
信託報酬が高いと、本来得られるはずの複利パワーが目減りし、雪だるま式に差が広がっていきます。
逆に言えば、信託報酬を限界まで抑えることが「複利の力を最大化する唯一の手段」なのです。
■ 「手数料=見えないリスク」という認識を持とう
投資初心者は“リスク”というと「元本割れ」や「暴落」を想像しがちですが、
本当の長期的リスクは、“高すぎるコスト”に気づかないまま何十年も放置することです。
たとえ利回りが同じでも、信託報酬の差がパフォーマンスに直結するという事実を、多くの人が見落としています。
だからこそ、投資商品を選ぶ際は「利回りの高さ」だけでなく、“信託報酬の低さ”こそが優良商品の絶対条件なのです。
■ 今すぐチェック:あなたの保有ファンド、信託報酬はいくら?
以下の条件に当てはまる人は、すぐに見直しを検討するべきかもしれません。
- アクティブファンドをメインに保有している
- 信託報酬が0.5%以上の投信を使っている
- 10年以上の長期投資を前提にしている
手数料の差は1年では微差かもしれませんが、10年、20年、30年という時間をかければ確実に資産に差が出ます。
いますぐ保有ファンドの「交付目論見書」を確認し、信託報酬が高すぎないかチェックしてみてください。
■ 「年0.1%の違いなんて誤差でしょ」は一番危険
信託報酬の議論でよくあるのが、「0.1%の違いなんて気にしすぎ」「投資はトータルリターンが大事」という声。
確かに短期で見ればその通り。1年で見れば数千円の差かもしれません。
でも、ここで忘れてはいけないのが「年0.1%が複利で毎年引かれ続ける」という事実です。
これを30年単位で考えれば、数十万円単位の“確定損”になります。
しかもこの差は、運用がうまくいけばいくほど大きくなるという皮肉な仕組みです。
つまり、成功すればするほど信託報酬で搾り取られる構造なのです。
■ 実例:信託報酬1.2%のアクティブファンドを15年続けた結果…
ある読者さんからこんな相談がありました。
「2008年から毎月3万円を、国内の某アクティブファンドに積み立ててきました。信託報酬は1.2%です。」
結果、2023年に確認したところ、累計投資額540万円に対して評価額は約690万円でした。
一見、しっかり増えています。
しかし…同時期にeMAXIS Slim 米国株式(信託報酬0.093%)に投資していた人は、評価額1,100万円超え。
その差はなんと約400万円。
「信託報酬が高いファンドを選んでいた」というたった1つの要因が、30%以上の差を生んだのです。
■ 今すぐできる「信託報酬の見直し3ステップ」
- 証券会社にログインし、保有ファンドの信託報酬を確認する
- eMAXIS SlimやSBI・Vシリーズなどの“超低コスト商品”と比較する
- 信託報酬が0.3%以上なら、乗り換え検討を開始する
面倒に感じるかもしれませんが、たった1回の見直しで数十万〜数百万円の差が生まれます。
それでも「何となく今のままでいいや」と思ってしまうのが、コストの“目に見えなさ”がもたらす最大の落とし穴です。
■ まとめ:投資は“始め方”より“続け方”で差がつく
信託報酬を軽視しているうちは、投資で資産は増えません。
むしろ、「どれだけ“無駄なコスト”を削減できるか」が資産形成において最重要です。
派手なリターンを追いかけるのではなく、地味でも確実に残る運用法を選びましょう。
そして、その最初の一歩が“信託報酬の見直し”なのです。
資産を守りたい人こそ、「見えない手数料」としっかり向き合っていきましょう。
■ 信託報酬は“引かれている感覚ゼロ”の最悪コスト
信託報酬の最大の落とし穴は、自分で支払っている感覚がゼロなことです。
家賃やサブスクのように「請求書が来るわけではない」ため、どれだけ抜かれているか実感しづらいのです。
だからこそ、最も投資家からお金を奪いやすい構造になっていると言えます。
証券会社や運用会社が「手数料1%の商品を全力で推す」のも納得ですね。
■ 初心者がハマる“人気ランキング”の罠
多くの人が投資信託を選ぶとき、証券会社の「人気ランキング」や「おすすめ商品」から選びがちです。
しかしこのランキング、“販売手数料が高い順”や“営業ノルマ順”になっていることもザラ。
見た目は派手でも、実質コスト1.5%超のファンドが普通に上位にいることもあります。
ランキングや広告に惑わされず、自分で交付目論見書を見て、信託報酬の記載を確認する。それだけで防げる損失も多いのです。
■ 信託報酬0.1%未満ファンドの“3つの優位性”
では、具体的に信託報酬が0.1%未満のファンドには、どんなメリットがあるのでしょうか?
- コスト負担がほぼゼロに近い
30年間でも数万円レベルの差に収まる - パフォーマンスが予測しやすい
手数料によるブレが少なく、再現性が高い - 長期投資との相性が抜群
つみたてNISA・iDeCoでも効果を最大化
逆に言えば、この条件をすべて満たさないファンドは、長期投資には不向きということになります。
■ 「最終的に残るお金」がすべて
高い利回りをうたうアクティブファンド、華やかなテーマ型投信……。
どんなに魅力的に見えても、10年後・20年後に「実際に手元に残った金額」こそが真の評価基準です。
そのとき、信託報酬が低かったかどうかが“答え”として数字に出るのです。
「年率+8%」といった表面的な数字に踊らされず、“手取り利回り”を意識する。
それが、賢い投資家の第一歩です。
」■ 初心者向けQ&A|信託報酬って結局どうすればいいの?
Q1. 信託報酬ってどこで確認できるの?
A. 証券口座にログインし、保有している投資信託の「詳細」や「交付目論見書」を確認すると、信託報酬(運用管理費用)の記載があります。
Q2. 信託報酬は安ければ安いほどいい?
A. 基本的にはYES。ただし「リターンを出しているアクティブファンド」も一部あるため、長期運用前提なら信託報酬0.1%未満のインデックス型が安心です。
Q3. 今のファンドが高コストだとわかったらどうする?
A. 無理にすぐ売らず、低コストファンドへ乗り換えを検討しましょう。損益・税金・買い替えタイミングも要チェックです。
Q4. 信託報酬以外にも手数料ってあるの?
A. あります。「販売手数料(買付時)」や「信託財産留保額(売却時)」なども要注意。最近は販売手数料ゼロのノーロード型が主流です。
Q5. どんなファンドを選べばいいか分かりません…
A. 迷ったら「eMAXIS Slim」や「SBI・Vシリーズ」などの低コスト・インデックス型がおすすめ。信託報酬0.1%以下のものを基準に探すと失敗しにくいです。
■ 📝この記事のまとめ
- 信託報酬の差は“誤差”ではなく“数百万円級の損失”に直結する
- 30年間の積立で、信託報酬0.05%と1.0%の差は約462万円に
- 高コストなアクティブファンドは、実質“見えない税金”を払っているのと同じ
- 複利の力を最大化するには、手数料を最小化するしかない
- 「信託報酬0.1%以下」を目安にファンドを選ぶのが長期投資の基本
投資で成功したいなら、まずは“減らさない仕組み”を作ることが最優先です。
その第一歩が、「信託報酬を見直す」という極めて地味だけど重要な作業。
派手さはなくても、将来あなたの資産に残るかどうかは“今の選択”次第です。
「たった0.1%」を笑う者は、将来「たった数百万の差」に泣く。
今日から、見直してみませんか?
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