ウッド氏、あまり話題にならないＡＩ２銘柄に注目－エヌビディア敬遠

アーク・インベストメント・マネジメントを率いるキャシー・ウッド氏は、人工知能（ＡＩ）の飛躍的な成長から恩恵を受ける企業について、半導体メーカーのエヌビディアよりも有望な銘柄があると述べた。エヌビディア株は年初来で180％余り上昇している。

　　ウッド氏はドイツ・ミュンヘンで開催された投資家会議で「われわれは今、ほとんどの人が話題にしていないような企業に注目している」とし、エヌビディアへの投資は「容易だが、実に割高でもあり、決まり切っている」と語った。

　　ウッド氏の旗艦ファンド「アーク・イノベーションＥＴＦ」（ＡＲＫＫ）は、エヌビディア株を株価が急伸する前に全て手放していた。

ARKK Missed Out on Nvidia's Gains | Wood's flagship fund dropped Nvidia in January, missing out on stock's gains

　　ウッド氏はソフトウエア企業２社、ユーアイパスとトゥイリオに注目。ユーアイパスには「素晴らしい経営陣がいる」とし、管理タスクや社内ワークフローの自動化を手掛ける同社が、あらゆる企業が基盤を築くことができるプラットフォームになり得ると指摘。「セクシーではないが、非常に収益性が高い」との見方を示した。

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　　ウッド氏はソフトウエア企業２社、ユーアイパスとトゥイリオに注目。ユーアイパスには「素晴らしい経営陣がいる」とし、管理タスクや社内ワークフローの自動化を手掛ける同社が、あらゆる企業が基盤を築くことができるプラットフォームになり得ると指摘。「セクシーではないが、非常に収益性が高い」との見方を示した。